マンガで超読みやすい確率統計のオススメ参考書たち

f:id:McG:20170630223507p:plain

こんにちは,現在,確率統計学の授業を履修中ブロガーの迫です!

確率統計学って,現代においてめちゃめちゃ重要だし,統計とか検定のスキルがあれば普通に食べていけると思うんですよ.

しかし,大学で習う統計の内容は数式にまみれすぎてて結局なにをしているのか僕にはよく理解できませんでした

授業は理解できなかったとはいえ,これだけ様々なデータが溢れ,AI技術が進歩する現代において,多少の統計リテラシーは必要であるため,とりあえず統計学の基礎だけでもしっかり学んでみることを決意したんです.

そこで私が読んでみようとしたのは,少し前に話題になったこの本.

この本,最初は良かったんですが途中から「カイ二乗検定」やら「t検定」やら「重回帰分析」やらよく分からん単語がいっぱい出てきて途中で挫折,もっと初心者向けの本を探すことに

調べてみると,『今はマンガで統計学を学べるような本が結構出ている』ということでした

『マンガなら僕でも簡単に読めるはず』という楽観的な考えが頭を支配し,すぐに6冊の統計学に関するマンガを購入.

『マンガだけで統計学の基礎をマスターすることはできるのか』についての検証してみました.

マンガでわかる統計学入門

実は以前,このブログ内で理系大学生へのオススメ参考書を紹介しました.

その記事内で私が激推ししていた,オーム社のマンガでわかるシリーズがあるのですが,統計学に関しては悲しいことにKindle版が出ておらず,まずはKindleで読めるマンガから読んでいくことにしました.

まず1冊目はこの本です.

『マンガってだけで敷居が下がるのにさらに入門って書いてあるし,めっちゃ分かりやすいに違いない』と思って購入したところ,どんぴしゃの内容でした

中学で習う平均やヒストグラムからスタートし,高校で習う分散や標準偏差も丁寧に解説し,現在私が大学の講義で受けている中心極限定理や推定の方法などもしっかりまとめられており,演習問題も最後についててすごく良い本だなと思いました.

f:id:McG:20170630214129p:plain

マンガでやさしくわかる統計学

1冊目,マンガということもありだいたい2時間くらいですんなり読めてしまったので,2冊目はこちらを選びました.

もちろん1冊目と内容がかぶる部分もありましたが,数式の意味をしっかり解説してくれる部分が多く,暗記嫌いの僕には好印象な本でした.

1冊目は,「単位を落としそうな主人公が統計を勉強していく」ってストーリーだったのに対し,この本は『お客さんが減った飲食店,そして閑散とした商店街を統計の力を使って立て直す』という内容になっており,こちらの本は『実際の社会で統計の知識がこんな風に使えるよ』っていうのをイメージできてよかったと思います.

f:id:McG:20170630214145p:plain

1冊目の本よりも区分推定などの話は詳しく説明していましたが中心極限定理などの説明はなく,『深く狭く』という感じの本でした.

オーム社のマンガでわかるシリーズ

次に読んだのが,オーム社のマンガでわかるシリーズです.オーム社から統計関係の漫画シリーズだけで3冊も出ているということにびっくりしました.

f:id:McG:20170630214152p:plain

「マンガでわかる統計学」→「マンガでわかる統計学(回帰分析編)」→「マンガでわかる統計学(因子分析編)」という流れで読みました.

f:id:McG:20170630214157p:plain

ぶっちゃけ最初に紹介した2冊より難しく,レベルは上がりますが,序盤で紹介した統計学が最強の学問であるに出てくる「カイ二乗検定やロジスティック回帰分析,重回帰分析」といった単語の意味が理解できたので収穫はかなり大きいと思います.

専門書だと読む気がなくすような内容も,イラストとストーリーのおかげで比較的楽に読み終えることが出来ました.

マンガ統計手法入門

一番最後に読んだのがこの本です.

本屋さんで上の本たちを探してる時に見つけた本で,ふらっと読みましたが,上で紹介した5冊が良すぎたのかこの本はよくもなく悪くもなくという印象です.

1995年に販売されたということで,絵も上記5冊と比べるとぱっとしない感じです.

数ページで1章という短いストーリーがたくさんある構成となっており,上記5冊を読んだ後の確認などにはいいかなと思いました.

f:id:McG:20170630214236p:plain

まとめ

マジでマンガの威力舐めてました

6冊読むのに,かかったのはだいたい13時間ほど.平均すると1冊を2時間強で読んだ計算になります.

大学では,「90分×15コマ=22.5時間分」の授業を受けるのですが,この6冊を読んだ時の3割くらいの理解度しか得られないので,本当にすごい.

イラストで視覚的に入ってくる,かつストーリー性があるから読むのも全然苦じゃないし,「日常生活のどこで統計が役に立つのか」を実感しながら読むことが出来て最高だなっていう感じです

理解が怪しいところももちろんありますが,統計の基礎はしっかり学べました.

ビジネスに活かしたい方,データ解析して面白いことやりたい方,統計スキルはあって損はしないはずですよ.

f:id:McG:20170630214241p:plain

マンガのメリットを使って全体像を素早く理解し,そこから教科書や専門書を使って細かいところまでしっかり理解するっていう手法がかなり強いんじゃないかなと思いました.

© 2016-2017 迫 佑樹